白無垢伝統文化
【白無垢屋挙式プラン】東京大崎の居木神社で挙式された新郎新婦の実録①:申し込みから挙式リハーサルまで
2年前に入籍された竹田征弘さん・史夏さん夫妻。現在都内にお住まいで、新郎のご実家が高知、新婦のご実家が三重とともに遠方のこともあり、結婚式を挙げていませんでした。ご両家が顔を合わせる機会もなく、『白無垢屋』の挙式プランで結婚式をすることになりました。そこで、お二人の挙式までの道のりをレポートさせてもらいました。
お二人が選んだ神社は居木神社
特にご希望の神社がなかったお二人でしたが、『白無垢屋』でJR大崎駅から徒歩3分の居木(いるぎ)神社をおすすめしました。地域の人々に親しまれている由緒正しい神社であることはもちろん、両家のご家族とも遠方からお越しになり、小さいお子さまもいるため、交通の便が良く、駅から近いことも大きなポイントに。親族の交通費や宿泊費に予算がかかるため、居木神社はご希望にもぴったりでした。
お二人の地元・高知と三重の友人にも参列していただくことになりました。
神社に挙式を考えている旨をお伝えすると、事前に神殿内を見学させていただけます。
居木神社の公式サイトはこちら
申し込みからの流れ
①『白無垢屋』に希望の時期を伝える
『白無垢屋』に挙式のご希望の時期をメールでご連絡いただきます。今回は「土日祝日のいずれかで、なるべく早く」とのご希望でした。居木神社からいくつか日程をいただき、年明けの1月18日(土)に決定しました。すでに午前中に挙式のご予約が入っていたので、午後14時からに決定。居木神社では午前と午後、1日2〜3件の挙式を受けているそうです。
②居木神社に挙式希望のメールを送る
『白無垢屋』からお申込みいただいても、お客さまから神社に直接連絡を入れていただく必要があります。居木神社のホームページ内「
結婚式のご案内ページ」にお問い合わせフォームがあるので、挙式をする旨をご連絡していただきます。
(サンプル文面)
※入籍済みの新婦さまは名字を旧姓で明記してください。
題名: 白無垢屋さんの挙式プランでの神前結婚式に関しまして
初めまして。
わたくし、白無垢屋さんの挙式プランで居木神社にて挙式をさせていただきます竹田史夏と申します。
この度、挙式日程ならびに挙式のリハーサル日程のご相談でご連絡を致しました。
以下、ご確認いただけますでしょうか。
わたくしたちが挙式を希望しております1月18日(土)は午前中に別の挙式のご予定があると伺っております。
14時以降でと伺っておりますが、14時でも大丈夫でしょうか。
併せてご確認のほど、どうぞよろしくお願い致します。
・新郎の氏名
竹田征弘(たけだ ゆきひろ)
・新婦の氏名
三好史夏(みよし ふみか)
・希望日:1月18日(土)
・希望時刻:14時~
・リハーサルの希望日時:12月14日(土) 15時~
③リハーサル日程を決める
居木神社では式の1週間前〜1ヶ月前までにリハーサルを受けていただいています。所要時間は1時間程度。神社とメールでやり取りしてリハーサル日を決定します。そのため、史夏さんには最初のメールにリハーサルの希望日時もご連絡していただきました。今回は挙式の約1ヶ月前である12月14日(土)に決定し、白無垢屋スタッフも日程が合えば同行しようと共有していただきました。(※七五三や挙式の多い11月、年末年始は神社の繁忙期となります。)
事前に白無垢屋スタッフとの面会をご希望の方は、リハーサル日程をご共有ください。
また、神社より両家それぞれから神さまにお供えする神饌(しんせん)を準備するようにお願いされるそうです。実家から前日までに宅急便で送っていただくとよいそうです。
④衣裳を決める
白無垢屋のサイトで1月18日にレンタル可能なものからお選びいただきました。
今回は
・白無垢:
大和鶴
・小物:
鶴赤
・髪飾り:
フラット帯飾り 金
・紋付:
正絹
をお申し込みいただきました。小物は「赤地飛翔鶴刺繍」をご希望でしたが、残念ながらご予約済みでした。
下着と足袋は、成人式のときにご購入されたものをお持ちとのことでした。
お持ちでない方は『白無垢屋』でも購入可能です。
⑤ヘアメイクを決める
編集プロダクションの代表として多忙を極める三好さん。ヘアメイクにはこだわりがあるものの、なかなか時間が取れないため、ヘアメイクリハーサルはなしに。そのため、テキストと写真でご希望を送っていただき、ヘアメイクさんに共有しました。オプションでヘアメイクリハーサルをご希望の方は、神楽坂のサロン「
kasane bridal」にてご希望のヘアメイクを決定します。
⑥列席者の着付けの有無などオプションの有無を確認
今回は新郎のお姉さま、新婦のお母さま、お姉さまの3名が留袖を着られるとのことで、留袖についてもご案内させていただきました。
都内のレンタルショップでレンタル・着付けをされてお越しになることもできます。オプションの申込みは1ヶ月前までとしています。
⑦白無垢屋にお支払い
すべてのオプションのご希望が確認できましたら、白無垢屋に料金をご入金いただきます。当日追加で発生したオプション料金については、美容担当者にお支払いいただきます。
●ヘアメイクリハーサルをご希望の場合
オプション料金(20,000円)で当日美容を担当するスタッフによりヘアメイクリハーサルを行えます。3ヶ月前までにお申し込みいただき、2〜1ヶ月前を目安に行います。
ヘアメイクリハーサル時に『白無垢屋』の髪飾りのご利用をご希望の場合は、ご購入をおすすめしておりますのでご了承ください(2回レンタルされると、購入より料金が上回るため)。
神社での挙式リハーサル
リハーサルの12月14日、遅めのランチをとってから居木神社に到着したお二人。初めて来た感想は「駅から近い」「アットホームで可愛い」とテンション高めです。境内にはピカチュウやドラえもんの石像も。「小さな甥っ子も喜びそう」と史夏さん。
神殿の向かって右に、お札やお守りを授与する「社務所」の入り口があります。この日は令和元年の大嘗祭という大仕事が終わり、境内には年末年始の繁忙期を前にして静かな空気が漂っていました。
社務所内にある一室で、レクチャーしてくださったのは居木神社の宮司・森田義巳さん(写真左)。まずは新郎新婦の氏名、生年月日、親族や参列者の人数、雅楽をつけるか、参列者のお支度部屋が必要かなどの確認をし、次に挙式の流れの説明を受けます。写真は参進で傘持ちをしていただく方について説明を受けているところ。通常は男性親族に傘を持っていただくそうです。
新郎が神様に誓いのことばを述べる「誓詞奏上(せいしそうじょう)の儀」についても事前に説明を受けます。神前式での新郎の見せ場ですが、挙式当日は新郎が胸元にしまい、取り出して読み上げるので覚えなくても大丈夫です。
神殿に移動して、式の流れをひと通り教わります。まずは、参進から神殿への入り方。二人の後ろにあるのは賽銭箱。いつもお祈りしている向こう側に入るのは緊張します。
先ほど説明を受けた誓詞奏上のやり方を教わります。誓いのことばが書かれた紙は顔の高さまで持ち上げ、姿勢を正して読み上げます。新婦は新郎につづいて自身の名前を言います。
最後に神様に榊(さかき)の枝を捧げる「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」を教わります。これは少し難しいので、居木神社のサイトで復習すると良さそうです。当日わからなくなったら、耳打ちで教えていただけるので心配いりません!
居木神社 結婚式 式次第はこちら▶︎
征弘さん・史夏さんおつかれさまでした!
挙式本番や料金明細については次の記事をお楽しみに。