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白無垢ビューティ

白無垢に合う髪型は? 可愛い洋髪アレンジコレクション

 白無垢を着てみたいけれど、日本髪のかつらをかぶるのは抵抗がある……と悩んでいる花嫁さんも多いのではないでしょうか。普段しない髪型だから、似合わないのでは?と思う人も多いでしょう。最近では、「白無垢=日本髪」のかつらという固定概念に縛られることなく、白無垢に合わせたさまざまな髪型をたのしめるようになっています。
 なかでも人気のあるヘアアレンジを4タイプに分けてご紹介したいと思います。
   

まとめ髪に大きめのお花を添えて

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まとめた髪の上部、または下部に花を挿す髪型が、ここ最近では人気の髪型です。髪を後頭部でまとめる人もいますが、サイドにまとめて、線対称になるように花を挿される方も多くいらっしゃいます。
大輪の花を中心に数本まとめて挿される方もいらっしゃれば、2、3カ所に分けて疎らに花を挿す方もいらっしゃいます。お花の本数や挿す場所は個人の好みになりますが、色には気をつけるようにしましょう。
 
白無垢の色に合わせて、白っぽい花を選ばれる方が多いですが、白でなければならないわけではありません。赤や黄色などを頭部に持ってくることで、強烈な印象を与えることができますし、逆にピンクや黄緑色など淡い色であれば、優しい印象を与えることができます。白が基調になっている白無垢に合わない花はありませんが、小物に色を使っている場合は、その色に合わせてお花の色を選ぶといいでしょう。
 
・黄緑、ピンク、黄色
小物の色がパステルカラーのような淡い色味のときは、お花自体もそこまで強い色を持ってこない方が良いでしょう。白だけだと寂しいので、黄緑色や薄い黄色などの花も混ぜると優しい雰囲気になります。
 
・朱色や赤
小物の色に合わせて、赤いお花だけで髪飾りをつくってしまうと強くなりすぎてしまうので、白いお花と混ぜて使用することが多いです。縁起が良いとされる紅白の色は、根強く人気のある色合いです。
 
・茶色
小物の色が渋く、濃いめの場合は、花も濃い色のものを選ぶようにします。ダークカラーのお花の中でも紫色は落ち着きと気品があるので、おすすめです。
 
生花ですとそれなりのお値段がしてしまうので、造花を利用される方もいらっしゃいます。
 

2. 一気に華やぐ髪飾り・ヘッドドレス

生花や造花などのお花を添えるだけでなく、色や形が多種多様な髪飾りでアレンジする花嫁さまも増えています。大ぶりなものなら一つ付けるだけで、全体的にグッと印象が華やぎます。種類が多く迷われると思いますが、白無垢の柄や小物の色に合わせて選ぶとよいでしょう。『白無垢屋』では、他の花嫁さまとはちょっと違う、特別なおしゃれを楽しめるようにオリジナルの髪飾りをご用意しています。白無垢の柄によく使われる「鶴」をイメージした髪飾りや、帯飾りをイメージしたものがあります。白無垢の柄や小物だけでなく、花嫁さまの個性を表現するアクセサリーとしてお愉しみいただけます。
 

 

3. 日本の伝統、綿帽子と洋髪のコラボ



洋髪に綿帽子が好まれない大きな理由のひとつに、綿帽子との相性の悪さがありました。洋髪は日本髪に比べて高さや奥行きがないため、頭頂部がどうしても型崩れしてしまうのです。
そこで、洋髪用の綿帽子が用意され、専用の金具を使用すれば型崩れする心配がなくなりました。お好みの髪型にセットしたあと、扇形の金具を頭頂部に差し込み、その上から綿帽子をかぶせるだけで簡単です。
 
洋髪用の綿帽子は、日本髪用の綿帽子に比べてひと回り小さく作られていますが、顔周りの隙間は同様に空いているので、アレンジした髪型や髪飾りにしているお花を見せることができ、ちょっとした遊び心を楽しむことができます。
 
綿帽子の種類としては白無地が一般的ですが、裏地が赤のものや赤い縁どりがされたもの、刺繍がほどこされたものなど、いくつか種類があります。刺繍の入ったオーガンジーの綿帽子もあり、ウェディングベールのように楽しめるものも出てきています。

白無垢屋では伝統的な綿帽子をおすすめしています。綿帽子のみの貸し出しもしています。

綿帽子のみのレンタルはこちら


4. 生まれ変わった新日本髪



「白無垢に合わせたい」と最近増えているのが「新日本髪」です。以前までは、文金高島田のかつらが使用されていましたが、生え際を自然に見せるため、地毛で日本髪を結われる方が増えてきています。地毛の量や長さが足りない場合は、生え際だけ地毛を使い、ボリュームの足りない部分だけかつらを使うという方法もあります。また、前髪を上げるのが似合わない、老けて見えるという場合は、前髪を下ろす方もいらっしゃいます。
 
文金高島田には飾り付けにかんざしを使用します。
白無垢に合わせて、白一色のかんざしやべっ甲のかんざしを使うのが一般的です。朱色や紅色の小物を使われている場合は、紅白のかんざしで飾るのもいいかもしれません。
文金高島田の場合、綿帽子もしくは角隠しをかぶることができますが、どちらも「挙式まで」と決まっています。綿帽子には、「挙式が済むまでは、新郎以外の人に顔を見られないようにする」という意味、角隠しには「花嫁の嫉妬心を抑える」という意味がそれぞれあり、ウェディングドレスでいうベールと同じ役割があるからです。
禁忌とまでは言い切りませんが、あまり好まれないことなので、披露宴での綿帽子と角隠しは避けるようにしましょう。
 
「似合う気がしない……」と敬遠される方が多いのも事実ですが、文金高島田の髪型にセットした際、「似合わない!」と不安になられた花嫁さまも、白無垢に着替えた途端にしっくり来たということもありました。洋装に日本髪が似合わなかっただけで、和装に着替えると様になることもあります。


5. まとめ

日本髪の綿帽子や角隠しも根強い人気がありますが、最近の流行として、洋髪姿で白無垢をお召しになる方が増えています。洋髪の場合は、花や髪飾りを飾ったり、飾りの色や量なども自分の好きなようにアレンジができます。洋髪のまま綿帽子がかぶれるようになったのも、洋髪が人気になった理由のひとつでしょう。

事前にヘアメイクの確認もできるようでしたら、いろんな髪型を試して、自分に似合うとっておきのヘアアレンジを見つけてみるのもいいかもしれません。